フレームワークを使う注意点

Javaエンジニアの必須スキルとしてフレームワークがある。フレームワークはJavaを使ったシステム開発において、時間や手間の短縮を始めとした数多くのメリットがある。しかし、利用することでデメリットとなることもあり、その1つが専門知識についての勉強だ。
一口にフレームワークといっても、機能が充実している物から予め利用できる機能が絞り込まれている物まで、利用するフレームワークに合わせた知識を身に付けなくてはならない。機能が充実しているフレームワークは追加開発や大規模開発で役立つが、機能が多い分覚えることも多い。機能についての勉強は独学でも可能だが、より知識を深めていくには専門書や講習の受講が不可欠だ。学習にお金や時間がかかってしまう可能性があることも重々承知しておく必要があるだろう。

利用することで懸念される問題がプログラミング言語に関する理解力の欠如だ。通常プログラムを開発する場合、まず最初にJava言語などのプログラミング言語を理解をしなくてはならない。しかし、フレームワークを利用すればこうした専門言語を知らなくても開発をすることができてしまうのだ。これは言うなれば他人の宿題を丸写しする行為と似ており、自分の力で行うことで得られるはずの知識が身に付きづらい。
またフレームワークは作業を簡単にすることができるが、自分で全てプログラミングをするよりも自由度は下がる。経験を重ねてスキルアップをするほど、こうした決められた範囲での仕事に不満を感じやすくなるのは否めないだろう。そのため、作業の簡略にするための物という認識で頼り過ぎないことが大切だ。